10/15 平谷湖フィッシングスポット(トラキンペア戦)

かんと

2016年10月17日 23:18

長野県下伊那郡平谷村から帰ってきました。
長くて短かった2日間を、少しずつ振りかえっていきましょう。


まずは土曜日の夜明け前、今年から新設されたペアシリーズに参戦してきました!
そもそも、トラキンへの参加は今回が2回目。
昨年のレイクフォレスト地方予選が初参加で、昨年はそこだけでした。
まだまだ力が足りないけど、来年のために一度は参加してその空気を肌で感じておきたかったのです。

そして、今年はトライアルから地方予選までがっつり参加する気でいました!
こういうのは運も絡むものですから、回数こなしてどっかで引っかかることを狙うのも大事な作戦です。
どうせやるなら、後悔のないようにやりきりたいですからね。
目指せ、エキスパート!!


今回はまっつんとペアを組んで参加。
よくいっしょに釣りをする、ライバルであり仲間。釣りの内容はよーく知っています。
まっつんは、放流と表層の巻きが得意。私は、渋ってからのクランクや飛び道具が得意。
この2人が組んで準決勝以降のペアマッチまで進めれば、得意なところを出し合えて他のペアより有利なはず!
そのためには、まず予選を抜けたい。予選を抜けられれば、俺たちにチャンスはある!!
という意気込みで挑みました。

2週間前のプラで、おおよその状況は掴めていました。
放流は、関東で言うとキングのような、突っこんでくる早いバイト(あくまで私のイメージです)。
落ち着いたら、表層直下のクランクで連発できるような、夏の釣りがそのまま続いているイメージ。
しかし、大会数日前の急な冷え込みで水温が一気に下がり、当日明け方の気温も6℃。
魚たちのレンジも下がり、朝イチは動きも鈍くなる。一気に秋冬のパターンに移行していました。


そんな中、ペア戦の予選がスタートです!
まずは第1試合、先鋒まっつんがたくさん掛けるものの、試合の緊張もあり数バラシ。
お相手の地元強豪アングラーさんは平谷湖の魚を知っていて、しっかりキャッチ。3-5で自分の番が回ってきました。
私の5分間は、放流~セカンド、サード~高活性クランク~渋めクランクまで上目で2投くらいずつ投げてどれも反応ナシ!
魚が動いていない?高活性の魚がいない?レンジが下がっている?
何が違うのかわからないまま、あっという間に5分間が過ぎてしまいました。
後半の前半(?)もパタリと反応が止まり、スコア変わらず。後半の後半(?)も……釣れなかったんだっけ。
確か3-6で初戦を敗退しました。

ここで不運にも、第2試合第3試合と連戦になってしまいます。落ち着く暇がありません。
お互いの情報を一言二言で共有することはできましたが、二人とも頭の中は焦りでいっぱいだったと思います。
ブツ切りの5分間×2の釣りでは、何が釣れるか探ってる時間なんてない!
だったら、「これをやれば1本は釣れる!」っていう釣りをいくつか用意して、それをやりきろう!!
……という思考にまでは至ったのですが、なにをすれば1本釣れるかがわからないのです><
第2試合はザッガーをやりきって1-1の分け。5分間ザッガーを投げて0~1本しか釣れないのならと
第3試合はクランクをひたすら探しますが、これが悪い方向に粘りすぎて0-1の負け。
早くも0-2-1ですが、私たちのブロックは引き分けが多く混戦となっているためまだ可能性は残っていました。

2試合審判をして、当日放流の魚の動きや地元強豪アングラーさんの魚の獲り方をしっかり見た上での、第4試合。
相手は北関東の強豪チームのお二人です。お互いここで負けるわけにはいきません。
まずはまっつんが放流をしっかりとって、5-5で回してくれましたが
私がドラグ設定が緩すぎたりアワセが固くなってバラしたりして、1本しか獲れず、確か3本くらい差をつけられてしまいました。
後半はお互い釣れずに、私の番。こうなったら今までやってないことをして、何かでハメるしかありません。
前週にキャンタさんに塗ってもらった、シャドウの茶銀をキャストしたら1投目からヒット!
その後はボトム付近での魚の活性をイメージして、弱めのバンプで連チャン!!反応がなければリフト幅と間を変えて更にヒット!!!
怒涛の猛追撃で、最後は12-10でなんとか初勝利を飾れました!!
お互いの良いところを存分に出しあえた、嬉しい価値ある一勝でした。

ひとつ審判を挟んで、最終戦。
ここを勝てば6チーム中5チームが勝ち点7で並ぶサドンになります。燃える展開です。
前半の前半は0-0、前半の後半はシャドウから入りますが釣れず、ダートランで1バラシ。相手はクラピーで3キャッチ。
後半は、自分の釣りに自信が持てなくなり、相手が釣れた釣りに流されて、とにかく迷走。
最終スコアは0-3で、予選敗退となりました。
試合が終わったあとに聞いたのですが、相手が釣っていたのはクラピーではなくボトムマーメイドでした。
そっかー、ダートランの1バイトを信じて「ボトムでやさしい動き」を追っていれば、正解に近づけたかもしれません。
自分の釣りを信じられず、勝手に勘違いして、ドツボに嵌まってしまいました。負けパターン、ですね。



こうして、初めてのトラキンペアシリーズは1-3-1のチーム最下位で幕を下ろしました。
空と山が綺麗だなぁ……あれ、視界が滲んでよく見えないや……なんか手前に黄色い山が見えるし……ウウッ……><

目の前の状況を判断する。プラの情報に流されすぎない。自分の釣りをやりきる。
これらすべてのことが、できなかった試合になってしまいました。
反省することだらけでしたが、いいんです。この日はまだ明日があります。
これ以上落ちることのない、スタートラインに立ったのですから。いざ、最下位からの出発です!!


準決勝は審判をしながらお勉強。
ちょうど審判に入らせてもらった地元強豪アングラーさんの釣りを見て、放流魚の獲り方を学びます。
合間に最強ペアの釣りもしっかり見てきました。なるほど、狙い方も誘い方も私たちとはまるで違う。

その後はアフター兼プラ兼癒されフィッシングをしつつ、決勝の見学。
この時間になると、ポンドに陽が差して水温が上がって、魚のレンジも上がるし動きも良くなる。
ということは、朝イチは魚のレンジは中層付近だし、動きもそう早くない、ということなのでしょうか。
そんな予想を立てながら、明日の釣りに活かせるようにイメージを膨らませていきました。



表彰台に登られた方々、おめでとうございます!!!
優勝ペアはもう前評通りなんですけど、優勝候補がそのまま優勝するのって揺るぎない実力があるからで、本当にすごいです。
準決勝で審判させていただいた2位のペアの方々も、それに迫る勢いで釣っていたとのことです。
いい釣りを間近で見ることで、自分に無い引き出しが増えました。

表彰式後もササッとアフターして、暖かくなってからの微妙なレンジ感やザッガーの間を掴んでおいて。
16時には切り上げて、飯田山本IC近くのホテルへ。仲間や師匠と連絡して、情報交換だったり激励を頂いたり。
夕飯は適当に入ったラーメン屋がなかなかに美味くて満足。
ホテルに帰ったらフックを交換して、シャワーを浴びて、21時には就寝しました。
……体にカフェインが残っていたのか、深夜2時には目が覚めちゃうんですけどね(笑)

それで、寝付けないので前回のブログを書いて、からの2日目トライアル戦となります。
時系列順に追っているのでトライアルのブログはまた明日以降!です!

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