8/27 アングラーズエリアHOOK(フックカップ最終戦)

かんと

2017年08月31日 00:20

先週末も大会でした!!
キングの大会に参加するのは「違う釣り場に挑戦する、この時期に高活性を追う展開が練習できる」みたいな意味合いもありますが
群馬で、しかもよく行くフックでの大会となると、ここはしっかりと「勝ちにいく」的な意味合いがあります。


2週間前のトラック放流もやったし、前日放流の掴みはバッチリ!?
前日は半日プラにも入って、残存魚のパターンもざっくり掴んで!??
いざ、フックカップ最終戦を迎えました~!!!
第1戦、第2戦と成績の揮わなかったフックカップ。
総合に絡むとかそういうのは全くありませんし、かと言って上位陣を荒らすとかそういうことも考えず。
ただ自分が納得のいく、いい釣りができたらいいな、と臨みました。


まずは1回戦、A組!前日放流です。(写真はB組の方々です)
釣り座も川側真ん中あたりで、比較的いつも入る釣り座あたり。これでちょっと安心しました。
対戦相手の方々はこのあたりの大会でよく見かける方ばかり。よろしくお願いします!!

前半はノア1.8にトーナメントドライブ62T+フロロからスタート。
ティップは入るものの、なーんか掛かりきらない感じもあったので、ルアーはそのままエリアドライブ62T+PEに。
それなりに曲がるロッド+伸びないラインで、ガコンッっと掛かるイメージで、数本キャッチ!!
……ですが、アタリはそう簡単に続かず。レンジは上目というか表層ちょい下なのですが、そこそこシビアです。
魚影が濃すぎて、レンジキープしながら巻いても魚同士がお見合いしちゃって追いつけない感じ。
なので、魚が濃いレンジの上を、ロッドを上に構えてゆっくりパタパタ引くイメージだったり、
魚がいるレンジから巻き上げて、いい魚を引っ張り出すイメージでキャッチして。
それでも予想よりは獲れず、5-5-5-7?くらいの2位タイな感じで前半を終えます。

後半は……同組トップの方はハントでハメていました。
少し遅れたタイミングでハントを投げましたが、バイトを多く出せず、貴重な1バイトはフッキングミスしたりして0本。
残り5分で、周りより1本遅れていると感じていたので、迷子なら仕方ないとクランクをセットします。
前日良かったモカHFの神楽で、水面付近で巻き速度を色々試しながら……ヒット!なんとかキャッチします。
そのまま3人サドンに持ち込んで、ロッド角度と巻き速度を変えながらモカHF神楽を投げ続けます。
少し早めに巻いたキャストがダメだったので、次のキャストで水面付近をテロテロと巻いてようやくヒット!
隣の方もヒットしますが(しかも私より近くで)、バラしてしまったようで落ち着いてキャッチ。
11-7-7-7のサドン抜けで、なんとか首の皮一枚繋がりました。

いや~……決して褒められた内容ではありませんでした。
後半10分迷子でしたし。1位の方との差に、ハントの釣りの精度の低さが見て取れる内容でした。
プラでパパッと釣れたからって、それを緊張するしプレッシャーも掛かる大会中にできるかって言ったら、そうじゃないんですよね。
改めて、課題が見えた1回戦でした。でもそれはそれとして抜けられて良かった><


後半組は、当日放流がすぐに効いてはいないようで。
セカンド~サード系のカラーでパパッと獲ってからは、表層マイクロゲーム。終盤はプラグ系も強く。
敗者復活戦はクランクのタイミングだった……ような気がします。
という釣りの流れを見ての、2回戦突入です。


2回戦も川側、少しアウト側に寄ったような釣り座。
ここではまさかの従兄が同グループでした。いっしょに抜けられたらいいね、なんて話しつつ、試合開始です!!
まずは馴染んだ放流魚がいないかとベリーズ1.0、しかしこれは速度が早いようで追いがありません。
すぐにベリーズ0.7に落として、惜しいバイトは多々あるものの掛かりきらないので、シルエットを落としてハント0.7。
これで1本キャッチして、しかし落ち着いてしまったのでクランクへ。モカHF神楽で1本追加。
周りも状況的には難しく、プラでも「釣れたものを引きずらないほうがいい」と手応えがあったので
K-150F1ブラウンフライで1本ヒット……は寄せる途中にバラシ。浅いバイトを早く巻きすぎましたか。
前半終わって2-2-2-2と同数の状態でした。

後半は、またスプーンから入ります。間を置けば反応する魚がいるだろう、とハントを投げますが芳しくなく。
その後、前半でよかったモカHF、K-1と投げますが反応がイマイチ。
モカHF神楽で、水面より少し潜らせたタイミングでバイトがあったものの食いが浅くバラしてしまい、再現性は無く。
水面付近を上下させるようなアプローチが有効のようだったのですが、クランクのサイズを落としたら反応が悪くなってしまい
手詰まり感があったので、スプーンに立ち戻り。ハントを投げ倒しましたがバイトを出せませんでした。
2-2-4-6の2本で2回戦敗退となってしまいました。


1位抜けの方は後半BFでバババッとハメていました。
そう、BF。ハントが効かなくなってきたら水面直下でBF、ってプラでも掴んでいたのに。
ううん~~~2回戦前半で効いたものを後半も投げ倒す、というその場の状況と合っていない釣りを展開してしまいました。
視野が狭くなっていたなあ。せっかくの準備を活かせなかった。やりきれない負け方でした。

ただ、2回戦後半を見ていたり、その後の答えあわせをした感じだと
ヒットレンジは表層直下なんだけど、その口を使うレンジは非常に狭くて
水面下5cmなのか15cmなのか1cmなのかはその時々によって上下する、といった感じでした。
自分は、そのヒットレンジがどこなのかの変化についていけていなかったですね。完全に水面付近しか試していませんでした。
あとは、水面付近は通せていたけど1cmのレンジをキープはできていません。これは基本精度の低さからくるものです。

こういった、僅かなレンジの差の状況判断と、そこを通す精度が問われる、ちゃんと上手いひとが勝つ大会だったように思います。
誰かが言っていた「表層の、このレンジの中にドラマがあるんだよ」とは言い得て妙で、とてもいい表現だなと感じました。
ドラマ、ねえ。この表層の釣りの奥深さは、まだまだ自分には見えません。練習あるのみです!!



というわけで、負けて悔しいけどいまの自分に足りないことは明白なのですっきりしてるっちゃしてる、というテンションで
3回戦の審判をして、飯食って、準決勝からはお勉強。
ここに残った10人はどこもヤバかったけど、中でも井上さんとKさんの対戦は必見中の必見でした。
ふたりの釣りのスタイルは違えど、精度の高さ、ブレない精神力、勝負強さ……ものすごい闘いを見ることができました。


同点サドンデスを見守るみんなの目線の真剣さからも、この勝負の熱が伝わると思います。
本当にいい試合を観ることができました。



いよいよ決勝戦!!
仲間のマッスーをはじめ応援したいひとが多すぎた、というかみんなに勝ってほしいような試合でした。
一日プレッシャーが掛かって難しい状況の中での決勝戦、それでも決勝に残った方々は絞りだしてきます。
そんな中で頭ひとつ抜けた釣果を叩きだしたRさんは、足元の急なバイトもしっかりキャッチして本数を伸ばしていました。
残る4人はサドンデス。釣り座を2回替えて、死闘に終止符が打たれました。


上位入賞者はこちらの方々!!おめでとうございます!!!


総合上位の方々はこちら!!!
5位くらいまではかなり接戦だったみたいです、惜しくも涙を呑んだ方もいらっしゃいましたね。
ま、2回戦1回戦2回戦負けの俺からしたらみんなまとめておめでとうって感じですけどね!!!笑

というわけで、今シーズンのフックカップは終了となりました。
釣り場オーナーさん、運営のキャンタさん菊池さん、ありがとうございました!!
参加者のみなさん、おつかれさまでした~!!!


この日は、反省もあるんだけど、ちゃんと実力が足りてなくて負けてる&敗因がハッキリしているのでスッキリはしています。
ただ、「こうしたから負けた」はわかっても「次にどうすればそうしなくて済むか」というのはまた難しいもので……。
まあ、まずはめいっぱい釣りを楽しむことと、大会で課題を見つけて練習して成長することに全力を尽くせればいいのかなって思います。
そのほうが、自然と結果もついてくる気がするんですよね。私の場合。
大会への臨み方も、試合への考え方も、ひとそれぞれいろんな考えがあって、でもどれかひとつが正解じゃないんだと思います。
みんなちがって、みんないい。それでいいじゃないですか。

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