6/9 ベリーズ迦葉山で頂鱒キャッチ&イート

かんと

2018年06月17日 01:46

先週末は東京の友人が遊びに来てエンジョイフィッシング!!
友人が遊びに来るといつも「刺身ミッション」が発動します。
友人は美味しい日本酒を持ってくる。私は美味しい刺身を用意する。ということで……


ベリーズ迦葉山に半日遊びに行ってきました~!!!
正直、この週はどこに行こうか迷っていたのですよ。
刺身ミッションの関係上、友人と釣りに行くときは「大物が狙って釣れるor数釣ってれば大物が混ざる」場所に限定されます。
まずは定番の川場。6月はイトウ強化月間とのことで、珍しい魚が釣れるのはありがたいけれど刺身向きではない。
そして赤久縄。この週は降水量が明らかに足りていないのと、翌週(このブログを書いている数時間後)遊びに行く予定なのでパス。

というわけで、2週連続良型頂鱒を放流しているベリーズ迦葉山での釣行と相成りました!
友人と一緒に行くのは初めてです。狙いは朝イチと放流直後なので、しっかり開場6時ちょい前に到着。
この日はお客さんとして、朝イチからインレット側に陣取って釣りをはじめます!!


理想は最初の1時間。ポンドに日が差しきる前に大物を1本キープして安心したいところです。
この日はスタートからクランクで。友人と一緒のときは、共有できる釣れるパターンを探す必要があるので放流以外は大体クランクになります。
クランクって、投げて巻けばいいですからね。キャストから巻き始めまでまごついても沈み過ぎないし。
単価こそ高いけれど、初心者さんにこそ本当にオススメです。

まずは波動強めのクランクから。ワウやらグラホやらを数色投げますが、追いがないので違うみたい。
じゃあ波動は弱めで、でも色だけは派手目にしておこうか、というアドバイスから友人が選んだのはモカSRSS。
これが良かったようで、幸先良く2本キャッチ!! いや自分より先に釣っとりますがな。やるじゃん。
で、自分もそこから情報をもらって、それならミニシケSなんかも良いのでは?と投げてみた1投目で、沖目ででかいのがヒット!!
ドラグが緩めだったのですが途中でドラグをいじってそこでバレるのが怖くて(普段はやるけどこの時はとにかく大事にキャッチしたかったんです)
ドラグを出されながらテンションを抜かないように抜かないように丁寧に寄せて、
手前での首振りやジャンプもナイロンラインのクッション性とエリアドライブTS510Tのベリーから良く曲がるロッドの追従性に助けられて
ようやく顔が水面に出てきたあたりでネットインは友人にお任せして、慣れた手つきでネットイン!!


刺身候補の良型頂鱒をキャッチすることができました~♪
ヒットルアーはミニシケSのオオツカ川越店オリカラ、カシスリモーネでした!カラーは強めで入ったのが良かったですね。
こちらはビクに入れずに流し台に持っていき、エラを切って血抜きしておきます。こうしたほうが鮮度が良い状態を保てるとのこと。
一仕事終えて、あとは友人が1本でかいのが出れば御の字。ここからが本当のエンジョイフィッシングです♪

その後はシルエット小さめ波動ちょい弱めくらいのクランクでぽつりぽつりとヒット。
友人も数本釣って、ポンドに日が差したら少し難しくなって、椅子に座ってくつろぎながらの釣りになってきました。
(余談ですが、いわゆるアウトドア用の椅子を今シーズンから導入しているのですが、これめっちゃいいですね。30代には必要。)
難しいタイミングでも、ちょっと釣り座が離れたところでH君がなにやらスプーンで釣っています。まじか。
というわけで、自分もちょっとスプーンを投げてみました。
まずはベリーズ1.0、0.7。ん~、0.7がちょっとだけ反応があるけど距離が縮まらない。これは違うか。
ならばサイズを落としてハント0.7。ん~これも直前で見切るな?これがダメとなると相当タフだな??
というわけでBF0.5。ひさびさに投げたら巻き抵抗が無さすぎて何やってるか全然わからなかったのですが(笑)
サイトできるレンジを丁寧に巻いて、反応が良いけどギリギリで見切るので水面直下で騙すイメージで表層を巻いて……



2本目の頂鱒をキャッチ!!
BF0.5の福田さんカラーでした。こちらは魚体に触れずリリースです。

このあたりで小休止して、釣り座をアウトレット側(放流が行われる側)に移動することにしました。
釣り座を移動して、気分を変えて思いっきりキャストして……と思うも、このあたりから吹き始める強い風。
友人はどうしてもテンプラ気味のキャストしかできない為、この風に翻弄されます。慣れないと難しいよね、風が強い時のキャスト。
アウト側は竿抜けまで投げられれば釣果倍増なんだけど、それができないと手前の回遊かカケアガリを丁寧に探るくらいしか……><
というわけで、友人は大苦戦。かく言う私も、モカDRSSのさちおの茶で数本拾うくらい。
すでにここまで色を落とさなきゃか……と辛い顔をしながらフック替えて友人にルアー渡して、数投して釣ってもらって。
あとはプチモカのスケピンも良かったです。サイズを落として色は派手目、というのもアリでしたね。

このあたりで、黄さんが難しい顔をしながらこちらへ駆け寄ってきました。
黄さん「カント、謝らなきゃいけないことがある」
かんと「どうしました?捌くの失敗しました??」
黄さん「いや……魚を猫に獲られた」
かんと「え゛えっ!?!?」

ベリーズ迦葉山では持ち帰りの大物を無料で三枚おろしにしてくれて、その魚はいつも流し台で血抜きをしておくのです。
何やら数日前から野良猫がうろついていたらしいのですが、今まで魚を獲られたことはなかったし、大丈夫だろうと。
ですが、その被害者第一号がわたしということに……><
や、身内でよかったと言えばそうなのですが。このタフな時間帯に、しかも2本目もリリースしたあとにこの報告。
しあわせ刺身計画に突然の暗雲が立ち込めてきました。もう1本キャッチできないと、ナイターまで延長もあり得る状況です。


ここで待望の放流タイム!!なんとしてもここで大物をキープしたいところです。
頂鱒のストック放流、生簀は池と同じ水を使っていて、濁りも無く、魚は元気に動いています。これはすぐ馴染むやつでしょう?!
……と思ったのですが、放流された良型頂鱒たちの大部分はすぐに動いてくれず、ポンド全体でも数本しか口を使ってくれませんでした><
(あとで聞いた話ですが、この週は降水量が足りず取水河川の発知川が大渇水で、水量が全然足りていなかったとのこと。
 それで全体的にタフなコンディションになっていたようです。ちなみにこの渇水傾向は現在は回復しております。)

そんな中、ポンド全体に数十本放流された頂鱒の、すぐ動く一部の鱒を狙うためにどうするか。
いつものローテでエクシード2.4→シルエットは残してゆっくりドーナ2.5→動きやシルエットを変えてキューム2.8と投げるもノーバイト。
食い気のある魚に気づいてもらうために、ルアーのシルエットは絶対に落としてはいけない。スピードもなるべくゆっくり巻けるものの方がいい。
というわけで、ノアボス3.5のオレキンを2人でキャストして、数投後に友人がヒット!!も手前過ぎてすぐにフックアウト……!
しかしこれは良い兆候です。自分のほうにも違和感がありアワセてみるも、反応が遅すぎてフックアウト。
どうも押すバイトが出ているようなので、タックルをエリアドライブ62T+伸びの少ないナイロンに変更して
感度高め且つ多少の伸縮性もあるセッティングで、2投目にティップが引き込まれるバイトをスイープにフッキング!!
落ち着いて、走られて飛ばれて首を振られてもテンションを緩めずに、ゆっくり弱らせて、最後は友人がきっちりランディング。



なんとか本日の刺身をキャッチすることに成功しました……!!よかった~!!!
こちらの魚は血抜きのちに捌いてもらい、冷蔵庫で保管していただきました。これで一安心です。


一安心は一安心ですが。これはプラマイゼロみたいなものであって。
待望の放流タイムを大好きなロニサとノアボスで2バイト0キャッチに終わった友人は愕然としていました。
趣味として毎週管釣りをやっていると、ポンドや魚の状況で放流魚がすぐに馴染まないことなんて良くあるよね……と思えますけれど。
友人はたまの管釣りで、放流タイムは初心者でも釣れるパラダイスと覚えていたので、さすがにショックだったよう。
休憩がてら椅子でくつろぎタイムに入ります。私もいろんな釣りを試してみます。
放流が入って、スプーンのカラーやサイズを落としても難しいので、波動強め色強めのクランク……でも反応なし。
じゃあ、リアクションの釣りでもしてみますか。ダートランでボトムをチョンチョンして、ポンポンッとヒット。
そっかーこういう釣りかぁー、でもこれ友人と共有できない釣りなんだよなぁー。(友人は基本投げて巻く釣りが好きです)
というわけで、気分を変えてインレット側へ移動してみます。

アウト側は広くて水深もあり、魚が広範囲に散っているので目視できる魚が少なかったのですが
インレット側は水深も浅く、良い魚も多少寄っているので、目視できる活性のある魚が多そうな印象。友人のテンションも上がります。
このタフな状況で、投げて巻くだけで、且つ大物狙いもできる……となれば、ニョロ系でしょう!!
というわけで、なぶくらのFやらSやらFSRやらを用意して、投げてもらって、1投目からレギュラーサイズがヒット!!
これには私達のテンションも上がります。投げ続ければ自然と大物も混じってくれそうです。
それでも同じルアーを投げ続けていると反応が悪くなってくるので、時折カラーやレンジを変えて、数本釣ったらルアーを変えて……
そろそろ変えようか、というタイミングでラスト一投がキャストが決まって遠くに飛ばせた巻き始めで、大物がヒット!!!
ロッドは45度に、走られたら巻かないで、あとはテンションを掛け続けて巻いて、とだけ伝えて、きっちり寄せて、ランディング。



悪戦苦闘の末、初心者の友人もきっちり大物をキャッチできました~~!!
この日は良い一日だった!!!
ヒットルアーはなぶくらFのみどぴーの風カラーでした。友人もこの日でなぶクラの名前を覚えて帰っていきました♪

有終の美を修めて、ふたりで上がり鱒を釣って、捌いてもらった魚を持ち帰って。
あとは蕎麦を食って、酒蔵を見て、温泉に入って、散歩して。
家に帰ってから、魚の皮を剥いで骨を取って刺身にする作業を2本分終えて。



美味しい日本酒を呑んで、美味しい刺身を食べるミッションを成功させましたとさ♪
この日は釣りからの日本酒だったので、早めに酔ってしまって早々に眠気に呑まれてしまいました。
ま、そういう日もある。この日は良い一日でした。

いやぁ、ベリーズ迦葉山のおかげで楽しい一日が過ごせました!!
ちなみに今週末も大型ドナルドソン&コーホーサーモン放流なので、大物狙いも数釣りも狙えちゃいます♪
いま持ち帰り狙いなら、ベリーズ迦葉山マジでオススメですよ!!
ちなみに数釣り狙いならナイターが激オススメです。昼間動かなかった魚たちが夜動きだします。ぜひ遊びに行ってみてください~!

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