キングは遠いのでなかなかプラに入れないことばかりでしたが、今回は気合を入れて数日前にプラに入りました。
キャンタさんとコバと予定をあわせて、偶然現地で会ったもてぎさんと一緒に4人で並んで。
5号池で一日釣りをしましたが、傾向としてはキング夏の陣の流れとそう変わっていなそう。
そして、残存魚より大会当日の放流魚を追っていく流れが良さそう、という手応えを掴むことができました。
そして大会当日!!
マスターズ戦ですが、身内もほとんど参加できて嬉しい限り。
私は夏の陣では良いところが無かったので、ここらでいっちょ爆発したい……ところです!!
1回戦のくじ引きはA8-1、最アウトの釣り座で3人の2人抜けです!
対戦相手の方はTさん、そしてまっつん!!
Tさんにはエキスパジョイバレー戦、フックカップと大事なところで負けているので、是非リベンジしたいところ。
まっつんには、当然対抗心しか燃やしてません。この男、最近放流ラウンドでは安定して大量釣果を叩き出してきますからね。
A組なので前半組の様子を見られないことが唯一の不安ですが、早速試合スタートです!!
プラでは放流をドーナとノアでやってみて、正直どちらでも同じくらい釣れました。
なので、まずはドーナ2.0から入って、合ってないなと感じたらすぐノアに変える作戦に出ました。
数投して、バイトはあるけど掛けにくく、1匹キャッチしたところでノア1.8にチェンジ。そしたらアタリが出ない。
(あとから振り返ってみれば、ルアーの問題ではなく巻き速度とフッキングの間が合っていなかっただけでした)
みるみるうちに隣に離されます。焦ります。このまま負けるのか?という不安を打ち消すように、集中しなおします。
5分ほど経ったところでドーナ2.0に戻し、巻き速度とアワセの間を調整してようやく2本目をキャッチ。
そこからはレンジを下げたり、立ち泳ぎ気味に巻き上げたりして、1本1本拾っていきます。
周りが落ち着いたタイミングで、中層あたりをノア1.8のノブ黒金とUVフラッシュで数本追加、ラスト30秒からも1本追加して終了。
前半は8-8-9、初速でコケて一時は5本差くらい離されましたが、なんとか1本差まで追いつくことができました。
後半は前半で掴んだレンジとスピードをそのままに、ノア1.8の家畜オリバリンで連チャン!!
プラで良かったメタリック裏黒系はこのタイミングではイマイチで、この日はUVシルバー系が効いているようでした。
最後はシルエットを落としてハイバ1.3の家畜オリバリン、キャッチ後のリリース時に紆余曲折あって片足池ポチャ(笑)
……や、池ポチャなんて可愛いもんじゃなく、池ドボンでしたかね><
それでも後半落ち着いたタイミングでちゃんと高活性魚を探せたので、13-11-10で1位抜けできました♪
まっつんも2位抜け!仲間と一緒に勝ちあがれるのは嬉しいし、強さを認めている仲間に勝てたのも嬉しいしでダブル嬉しいでした(笑)
1回戦の手応えとしては、悪くない感じというか、かなり良い釣りができた手応えがありました。
ただ、夏の陣最終戦では1回戦めっちゃ良い釣りをして2回戦は簡単に死んでいったこともありましたので
気を引き締めて、同じくらいの集中力を保って2回戦へと臨めればベストです。
2回戦は釣り座が大きく変わってA2-2!
比較的、放流魚が抜けやすい釣り座のような気がしないでもないです。
対戦相手の方はAさん。こちらもキング夏の陣で大差で負けたことがありますので、リベンジしたいところです!!
まずはスタートはドーナから。先程掴んだ巻き速度と優しいけど鋭いアワセで、スタートダッシュを決めます!
放流魚がいるうちにドーナとノアでぽつぽつと拾って、前半5本。確か2本リードくらいで後半に入ります。
後半はノア1.8とハイバ1.3を投げますがアタリが遠のいてしまいます。相手の方はボトムで追加して、追いつかれてしまいました。
ここでクランクを投入。強めのものから入りますがチェイスが無く、弱めのものは追ってくるけど見切られる。
モカSRF2のスプリンクルをゆっくり巻いて、後ろについたら徐々に加速させて手前でなんとかヒット!キャッチ!!
やっとの思いで1本ヒットさせましたが、これを再現させるほどの腕はありませんでした。後が続きません。
レンジを変えてみては……とロッドを突っこんだりミニシケSを投げたりしますが追加できず、6‐6でサドンデスへ突入。
数投クランクを投げますが、どうにも距離が詰まらないので、思い切ってスプーンに戻します。
ハイバ1.3の安島カラーを、中層上目で巻き上げて巻き下げて……でヒット!なんとかキャッチ!!
ギリギリの勝負を抜けることができました。ここは本当に運が味方してくれました。
はらっくさんに差し入れのすっきりしたトマト(トマトジュースのグリーンダカラ割りです。めちゃ美味しい)を頂きました!
2回戦まで勝てたので、レッドブルも入れて、いざ3回戦です!!
2回戦以降はトーナメント方式で釣り座も決められており、だいたい似たような釣り座で次の試合も行われます。
1、2回戦は放流ありだったので、3回戦は放流なし。対戦相手の方はOさん、よろしくお願いします!!
まずはスタート、ハイバ1.3から様子を見ますがアタリがありません。カラーを変えますが変化なし、どうやらスピードを追いきれてない?
ここでシルエットはそのままにスピードを落としてベリーズ1.0、ここでコツコツと小さなアタリが出始めます。
カラーをローテして、メタリック系の自塗りで1本キャッチ!! しかし相手の方は2本キャッチ、前半1-2で折り返します。
後半はクランクを。スプーンでは表層下目~中層上目あたりでヒットしたので、つぶアンFのスプリンクルを
2~3回転潜らせて、てろてろと平行(のつもり)で巻いたり巻き上げ(のつもり)で巻いたりして、手前で1本ヒット!!
しかしここで相手の方がニョロで連チャン。本数差を離されます。
私もニョロで行くか迷いましたが、魚が食い上げバイトを出している気がしたので、ベリーにフックのあるつぶアンのまま続行。
今度は表層付近をテロテロ巻いたり微妙なレンジ変化で探って、1本キャッチ!
しかし、他にはバイトを出せはしたけどアワセが遅すぎたり、今度はアワセが強すぎたりしてうまくフッキングに至らず。
最後までつぶアンと心中するも追加できず、3‐5で負けてしまいました。
ここの釣りでは、反省点がいくつもありました。
・スプーンのアピールを落としすぎた
ハイバ1.3を追いきれない、という感触は間違っていなかったと思います。少なくとも中層では(深いレンジを丁寧に探るのはひとつの手でした)。
だとすれば、シルエットもスピードも落としてベリーズ1.0にするのではなく
シルエットは大きくしてスピードを落とす、ノア1.5という選択肢をとるべきでした。あとで仲間と話していて気づいたんですけどね。
ベリーズ1.0に落とすとショートバイトが頻発する……のならば、やはりバッチリ正解ではないのです。
もう少し落ち着いたタイミングだったり、もう少しプレッシャーが掛かった頃合ならベリーズ1.0が正解なんでしょうけれど
あくまで当日の放流魚を追うのなら、アピールを残したままスピードを落とすノア1.5が、いま思えばベストだったように思います。
多少タナボケしていても、遠くから寄せてくれますしね。それで最後シルエットを嫌って口を使わなかったら、その時こそベリーズの出番です。
・クランクのタックルセッティングが合っていなかった
この日の感触として、バイトの質は「その場で首を振るだけで反転はしないけど、咥えている時間はそこそこ長く、掛かりは浅い」でした。
だとしたら、デッドスロークランクはトーナメントドライブ62S+エステルで食い込ませて掛ける、と決めつけずに
咥えている時間が長いのだから、エリアドライブ62T+フロロでしっかり反転させて食い込ませる、というのもアリだったように思います。
プラでの手応えに執着しすぎて視野が狭くなって、当日のバイトの質に対応させることができませんでした。
また、ちょっと違うのかな?と思っても、タックルを替えて探っていく勇気が持てませんでした。
このあたりは、最近タックルセッティングを微調整している影響もあって慣れてなくて、仕方ないんですけど、それでも
うまくいっていない試合こそ、思いきった決断をするべきだったといまでは思います。
・飛び道具を信じて投げきることができなかった
デカミッツは1投だけ、ボトムは(おそらく無かったでしょうけれど)1投も投げることができませんでした。
それは最近のプライベートフィッシングでたくさん釣れた、バッチリ正解を見つけた、そういう成功体験が無かったからです。
私はしばらく投げないとどうもソレの腕が鈍るし、そうすると大会で自信を持って投げられなくなります。
ここに挙げたことはすべてそうです。ノア1.5、クランクのセッティング、トップ、ボトム。
すべて普段の釣りであまり投げていないから、大会でも自信を持ってやりきれない。
最近はスプーンばかり巻いていることが多かったですからね。クランクすらたまにしか投げていなかったかもしれません。
というわけで、今後しばらくの課題は
・大会で使う釣りをみっちりやって、たくさん釣って、自信をつけておく
ですかね!!
……と思ったけど、10月はスプーン縛りの大会が2つもあるので、やっぱり11月からの課題にします(笑)
最近よく巻いていたおかげか、いままでとは違うルアーローテ、カラーローテで魚が獲れている実感もあるので、今月は巻きます!!
というわけで、反省会終了です。
いまでこそ、落ち着いて3回戦の釣りを振りかえることができますけれど。
準々決勝には8人中5人もキャンタファミリーが残っていて、それを後ろから審判で眺めている自分がいて。
この時はもう、悔しくて悔しくてたまりませんでした。自分の力の無さに本当にやりきれない想いがしました。
自分よりあとから出てきたひとたちが、どんどん成長して活躍していくのは、手放しで祝福できないものだな……
なんて、この時は思っていたのですが。……もう、こう思うのやめます。
彼らはもう強くなっています。あとから出てきたひとじゃなくて、対等な相手。負けたくない相手じゃなくて、勝ちたい相手。
きっとこの日はまだ、みんなのことを心から認められていなかったから、まだ自分のほうが上手いはずだと思っていたから
悔しい、羨ましいという思いが前面に出ていたんだと思います。
だけど、この日みんなより先に負けてしまったことで、仲間のことをもっとちゃんと認められるようになりました。
本当に、自分は恵まれた環境で釣りができていると思います。周りの仲間から良い刺激を受けながら、もっともっと上手くなりたいですね。
準決勝は4号池。
決勝戦は1号池で行われて……
表彰台の方々はこちら!!!
優勝はキャンタさん、準決勝決勝の小規模クリアーポンドでの圧倒的な釣果は完全にキャンタの土俵でしたね!!
2位はもてぎさん、3位はゼットさん、4位はヤジー!みなさんおめでとうございます!!!
マスターズは賞品もひたすら豪華で、3回戦負けの自分にも1日無料券が回ってきました!笑
1年間、キングのシリーズ戦に参加させてもらって、本当に色々学ぶことがあり、良い経験がたくさんできました。
キングフィッシャー様、スタッフの皆様、参加者のみなさん、おつかれさまでした&ありがとうございましたー!!!
というわけで、キングマスターズ戦の一日でした。
結果は残念だったけれど、それでも内容的に良かったところ、改善できるところもたくさんあり。
当日は悔しい思いでいっぱいでしたが、それもキャンタファミリーのみんながどんどん成長しているからこそ。
いまなら心から祝福できるよ、みんなすげーよ!! 本当にみんなと一緒に釣りができてよかった!!!
や、もちろん悔しい気持ちが無くなったわけじゃないですけどね。成長するために必要な気持ちですからね。
みんなのことを認めたからこそ、みんなに勝ちたい、という思いでまたやっていきたいな。
まずは今週末のフック鉄板王!! 楽しく熱く、がんばるぞ~!!!
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